NO.1総長が男子校に!?<下巻>



涙「璃乃、行くぞ」


「へいへーい」


陽「リオ!!」


陽が私を呼んでる。


でも、私は振り向かなかった。


ーーグイッ


「わっ!!」


誰かに手を引っ張られた。


誰だよ?


私は、ゆっくりと後ろを向いた。


「…冬?」


そう。冬が私の手を引っ張っていた。


香「璃乃?早く」


「あー。うん。冬…離して?」


私は、なるべく優しく言った。


冬「…やだ」


やだって…


言われてもな…


困るんだよな…