涙「璃乃、行くぞ」 「へいへーい」 陽「リオ!!」 陽が私を呼んでる。 でも、私は振り向かなかった。 ーーグイッ 「わっ!!」 誰かに手を引っ張られた。 誰だよ? 私は、ゆっくりと後ろを向いた。 「…冬?」 そう。冬が私の手を引っ張っていた。 香「璃乃?早く」 「あー。うん。冬…離して?」 私は、なるべく優しく言った。 冬「…やだ」 やだって… 言われてもな… 困るんだよな…