楼「…はい。では、俺から話します。璃乃さんは、柳様に脅されてアメリカに行ったのです」
「「「「「「「「「はぁぁぁ!?」」」」」」」」」
あー。耳が痛い…
鼓膜が破れそうだ…
楼「まぁ。とにかく、聞いてください。で、璃乃さんはアメリカに行きました。柳様は、璃乃さんに会いたいと言いましたが…璃乃さんは会いたくないと言いました。そして、俺が柳様から目を離した隙に…柳様は璃乃さんの部屋に行ってたのです。そして、あなたたちに会った。それだけです」
香「はぁ…それで??柳ってやつは、なんで璃乃を脅したの??」
楼「柳様が璃乃さんを気に入ったからです」
香「ふーん…」
興味なさそうに香が言った。
興味ないなら、聞くなよ…
「ということ。わかった??」
全員「あぁ(うん)(はい)」
なら、よかった。
そう思ってたけど…
京の一言で私は、イラッと来た。
京「誰が、璃乃を気に入ったん??」
しーん
はい。みんな、呆れてます。
京の理解力が少なすぎて、困る。
「柳が私を気に入ったの。わかった??」
京「お、おお」
本当にわかったんだろうか??
まぁ。いいか。
「で、次は??」
みんなが何も話さないから、私がしびれを切らして…
「じゃあ、次は香」
と言った。
香「え??私??まぁ。いっか。璃乃って…向こうでは女の格好だったの??」
向こう…??
アメリカのことか…??
「あー。うん」
男装したら、みんなにばれるから女の格好をしたんだっけ…??
香「じゃあ、みんな見ちゃったんだ??」
香がニヤッと笑ったら…
風月の顔が真っ赤になった。
てか、何を見たんだ??
淕「へぇ…そうなんですか…??((黒笑」
慧「…殴る…」
なんか…
2人、怖いんだけど…
般若みたい…

