「璃乃は、相変わらずひどいなー」


「酷くて結構」


わざと、語尾を伸ばすなよ…


キモい。


「佑ちゃん、昨日言ってた2人を連れて来た」


「「佑ちゃん…??」」


佑「ん??おー!!こいつらかー!!」


佑ちゃんは、2人をジロジロと見ている。


そんな佑ちゃんを…


2人は、引いてる。


「佑ちゃん…2人が引いてるから…」


佑「ん??あー。ごめん」


実は、私の引いてた。


佑「お前らは、この学校に知り合いはいるか??」


柳「…知り合い…??」


佑「そうだ」


楼「いません。昨日、アメリカから来たので…」


あ…


それを言うと…


佑「…もしかして…お前が璃乃を拐ったのか…??」


楼「え…??」


「拐われてない」


脅されただけだし。


「てか、早くして」


佑「じゃ、璃乃と同じクラスにするか…」


「はぁ!?」


同じクラス!?


別にいいけどさ…


風月がいるじゃん!!


どうするんだよ!?