「じゃ、理事長室に行こうか」


柳「…帰る…」


「あ。帰ったら…わかってるよな…??((黒笑」


柳「…チッ」


今の見てたら、わかるよな…??


つまり…


私は…


柳を脅した。


せっかく、佑ちゃんに言ったのにさ…


取り消しとか言えないし。


どうせ、もう広まってるだろうしな…


楼「リオさん、行かないんですか??」


「あ。ごめん」


ついつい、自分の世界に入ってた…


私達は、理事長室まで歩いた。


in10分後…


やっと、着いた。


「ここだから」


柳「はぁ…??」


楼「え…と…」


柳と楼は、固まってる。


楼なんか、何を言いたいのかわからない。


「どうした??」


楼「…本当に、理事長室ですか…??」


「ん??うん」


プレートを見てよな…


理事長室って書いてるだろうが…!!


柳「マヂかよ…」


「うん。マヂ。てか、開けるぞ??」


「「うん…」」


2人の唾を飲む音がした。


そんなに緊張することか…??


ガチャ


柳「おい!!ノックしろよ!!」


「はぁ…??」


ノック…??


そんなのいらない。


理由は…


「璃乃ー!!」


ギュー


こいつが、理事長だから。


てか…


「一々、抱きつくな!!」


バキッ


柳「おい!!理事長を殴ったら、ダメだろ!!」


楼「そうですよ!!退学になりますよ…!?」


「大丈夫」


こいつは、殴っても死なないし。