NO.1総長が男子校に!?<下巻>



楼「…同情はしないんですね…」


「ん…??あー。うん。私だって、そんなときあったし」


楼「え…!?」


意外って顔で、楼は私を見てきた。


「いやー。前、地味子の変装してて…それで的な」


楼「…なぜ、地味子を…??」


なんでだっけ…??


あ…


あれか…


「親父に言われた。まぁ。私がキレて…すぐに収まったけど」


私はニヤッと笑った。


楼は、顔を真っ青にした。


楼「まさか…」


「そのまさかだよ。私をいじめてた奴には…罰を与えたから」


楼「…そうですか…」


「どんな罰かは、聞かないの??」


まぁ。想像出来るか。


楼「…わ、わかります…」


楼…


顔がひきつってるぞ…??


「あ。柳さ…私の学校に転校したら??」


楼「え…??」


「男子校だし」


大丈夫だろう…


楼「…でも…」


いじめられるかが、心配なんだ…??


本当に…


楼って…


過保護だな…


てか、過保護すぎ…