私は、引き出しからあるものを出した。
「はい」
それを、柳に渡した。
柳「…何これ…??」
え…??
わからないの…??
「開けてみて」
えへへ…
箱を開けてないから…
そりゃ、わからないわけだ…
私のバカー!!
って叫びたい…
柳「…髪飾り…??」
「うん。おばあちゃんの形見」
本当は、お母さんが持ってたんだけど…
お母さんが私にくれた…
なんで、くれたかはわからない…
柳「…ごめん…」
「何が??」
急に、謝られたら…
困る。
柳「…つらいことを思い出させて…」
「別に…大丈夫…」
ちょっと、辛いだけ…
でも…
私は、強いから大丈夫…
柳「てか、楼遅いな…」
「確かに…」
どうせ、寄り道してるんじゃない…??
その頃の楼は…
コンビニにいました☆
楼「あ!!これ、美味しそうー」
といいながら、かごに物をいっぱい入れてた。

