柳「…楼って感じの部屋だな…」
「でしょう??」
楼って謎だから、大変だったんだから…
柳「璃乃の部屋は??」
「ん??ここ」
私は、真ん中の部屋を指差した。
柳「…見ていい??」
「いいけど??」
ガチャ
柳が私の部屋を見て…
固まった。
どうしたんだろう…??
「柳…??」
私は、柳に近寄った。
柳「…女の部屋じゃないな…」
「ん??」
私は、自分の部屋を見た。
「普通じゃない??」
柳「…女は、ピンクの部屋なんだよ」
「はぁ…??」
そこ、なんで決まってるわけ…??
柳「…なのに、璃乃の部屋は…」
つまり…
「女っぽくないって言いたいんだろ??」
どうせ、女っぽくないし。
柳「ピンクの物はないのか??」
ピンクの物…??
「あるけど…??」
確か、あったはず…
柳「どれ!?」
興味深々だ…

