柳「…なんか…俺…睨まれてるんだけど…」
へ…??
睨まれてる…??
「誰に??」
柳は、チラッとそっちを見た。
あー。風月か…
「でも、なんで睨んでるのかな…??」
柳「(無自覚だな…)」
「ん??何??」
なんか、柳が言いたそうな顔をしている。
柳「なんにも。てか、あいつらに気に入られたんだろ??」
「はぁ…??」
気に入られた…??
「な訳ない。2日前に会ったばっかだし…」
柳「だよな…。気づいてる…とか…??」
気づいてる…??
「私ってことに…??」
柳「うん」
そういう場合もあるな…
でも…
「私、女言葉で接してたし」
柳「じゃあ、気のせいだ」
めんどくさくなっただけだろう…
私もめんどくさって思ってたし。
まぁ。いっか。
「うん」
柳「あ。桜の携帯に俺のメアドを入れといたから」
桜…??
あ。そっか…
風月がいるもんね…
「そうなんだ??ありがとう。また、メールしてね??」
女っぽく言ってみた。
風月達を見ると…
龍斗と陽が笑っていた…
あいつら…
帰ったら、覚えとけよ??((黒笑

