不機嫌honey

相当疲れてるのか、バスタブの中では俺に寄りかかって動かなくなって。



「シュリ、寝そうだから出るぞ」

「このまま寝るぅ…」

「ダメダメ。ほら、体拭いてやるから」



渋々風呂から出たシュリに、俺の服を着せてソファーに座らせた。



髪、乾かさねぇと…。



風邪ひいたら仕事になんねぇだろ…。



「伸びたな…」



髪を乾かしてやってたら、シュリは座ったまま夢の中。



やっとやりたいこと見つけて、必死で頑張ってるコイツに学校行けなんて、言えねぇよな…。



完全に髪が乾いてからベッドに運ぶと、襲ってくるのはふしだらな欲求。



キスすらしてねぇよ…。



だけどシュリに起きる気配なんてもんはなくて。



隣に寝ころび、頭を撫でて勝手にキス。



痩せてんのに柔らかいシュリの体を抱きしめて目を閉じた。



久しぶりに俺のベッドにシュリがいて、めちゃくちゃ暖かい気持ちになって。



寂しさもなく、ものすげー熟睡できた。