すると、シクシク泣き出した。



可哀想…。



「死ぬ…」



こんなに静かなシュリ、うちに来た時以来だ…。



どうしたらいいかわからない!!



「んなぁ~…。寝る…」

「俺の部屋か?」

「自分とこ…。おやすみ…」



うわぁ~…。



マジでひどそう…。



「ユウリ、どうしたらいいかわかんねぇ…」

「僕もわかんないよ。あんなになったことないもん」

「俺ら男だし…」

「うん…」



仕方なくひとりで寝た次の日、シュリが普通に朝飯食ってた。



腹痛いんじゃなかったのか…?



「おっはよ!!」

「おぅ…」

「澪王、目玉焼き食う?食わないならあたし食っていい?」

「いや、食うけど…腹は?」

「今日は痛くない。目玉焼き、食うの?」

「わかったよ、食っていいよ…」

「わぁい!!」



シュリって目玉焼き好きだよな…。



元気になってホッと一安心。



「今日休み?」

「夕方から。お前ら学校か」

「うん」



ヒマだな…。