恥ずかしすぎる…。



マネージャーさんがいなくなってから服を着た。



「超恥ずかしい…」

「俺らには普通のことだけど。ガキデキて困るのは事務所だしな」

「澪王は困らないの?」

「さすがに困るな。お前の歳考えると」



まだ早いよね。



ってか、体痛い…。



「あぁ~、スッキリした~」

「あんまり寝てないくせに…」

「お前は?体平気?」

「んなわけないでしょ!!いろんなとこ痛いし…」

「相当無理させたな。俺は超気持ちよかったけど」



そう言って頭にちゅっと。



それだけで許してしまいそうになる。



抱きしめられたら甘さで溶けそう…。



「ライブ見るだろ?」

「見るよ…」

「昼の1時と夕方6時の2ステージ。昼見たら帰るか?」

「澪王は今日もここに泊まるの?」

「打ち上げあるから遅くなる。寝るだけかな?次の日早いし」

「あたしがいたら邪魔でしょ?帰るよ」

「ん~、イチャつきてぇ…」



タバコの匂いがする澪王に、なんだかドキドキした。