不機嫌honey

閉まったドアに枕を投げつけた。



あたしだって大人になりたい。



澪王はあたしがいくらワガママ言っても、結局はフォローしてくれる。



あたしってホント、子どもだ…。



仕事なんだからって、わかってるつもりなのに…。



毎日一緒に寝てくれるのに…。



あたしがダメなんだ…。



このままだと、澪王に嫌われそう…。



その日、澪王はあたしのとこに来なくて、あたしも行かなかった。



朝になってリビングに出ると、ソファーに寝てるリキと、床の上に座って飲んでる澪王。



酒臭っ…。



「学校かぁ?」

「酔っぱらいとは話したくない」

「シュリ、ビール」



ビールの代わりにお水を持って澪王に渡した。



グイッと腕を引っ張られて、澪王の上に倒れ込む。



「ビールって言ったじゃん」

「一晩中飲んでたんでしょ?また太るよ?」

「太ったら嫌いになんの?」

「なる」

「それは困ったな。痩せねぇと」



酔ってる…。