不機嫌honey

俺は仕事っス。



「澪王が行かないなら行かない」

「ふたりで遊んでくりゃあいいだろ。この前のギャラ残ってねぇの?」

「行かないっ!!」



ワガママ…。



仕事なんだから仕方ねぇだろ…。



「シュリちゃん、夏はイベント多いんだよ」

「知らない。もういい!!」

「超駄々っ子だな…」



リキ、俺の苦労をわかったか。



コイツのワガママはハンパねぇんだよ。



「なら僕行っていい?彼女と」

「いいけど、相手んちは大丈夫なのか?」

「セリちゃんちの親、完全に僕のこと信用してるから」

「はははっ!!とことん恐ろしいな!!」



彼女と順調みたいで安心した。



俺は順調じゃねぇけどな。



あの怒ってるアホをどうしたらいいか…。



「そうやってすぐ拗ねんなよ、シュリ」

「澪王はあたしなんかどうだっていいんだ!!デートもしたことない!!」

「時間ある時な」

「むぅぅぅ~…、嫌いっ!!」



俺、コイツの喜怒哀楽に付き合いきれるだろうか…。