不機嫌honey

初めてだ。



こんなに不安なのは。



「カワイイ…」

「澪王が澪王じゃないみたい。優しいと怖~い」

「うっせぇよ。たまには甘やかせ」

「ちゅーしてあげる?」

「ん…」

「だぁい好きぃ~」



素直なシュリには弱い俺。



キスなんか、いくらしたって足りねぇ。



このキレイな顔を、俺の手で歪ませたい…。



自分でストップをかけていた気持ちが溢れ出したら、こんなにも止まらなくなるらしい。



「寝るか」

「もうおしまい?」

「ムラムラしてきたからな」

「エッチしないの?」

「しねぇよ」

「あたしはいいよ?」

「俺がよくねぇ」

「ヘタレ…」

「そういうんじゃねぇの」



俺なりに大事にしてんの。



泣かせるだろうし。



今の俺、結構盛り上がってるから正常じゃなくなりそうだ。



今はいいんだ、このままで。



「澪王に触られたい」

「はいはい、そういうこと言わない。おやすみ」

「ぶぅ~…」



痴女かっての。