自分の女から金返してもらうなんて、超微妙だしな…。



「明日事務所行くから、放課後迎えに行く」

「「お迎え~!!」」



俺が迎えに行くことが相当嬉しいらしく、テンションが上がった双子。



憎めねぇヤツら…。



そして夜は当たり前のようにシュリが俺のベッドにいる。



俺も離したくねぇし。



不規則な仕事をしてるからなのか、時間があればふたりの時間が欲しいと思う。



「シュリ、上乗れ」

「んにゃ~!!」



俺がベッドに寝て、腹の上にシュリを乗せる。



最近、このポジションがお気に入り。



「お前はどっか行くのか?」

「どっか?」

「俺の知らねぇとこで仕事して、誰か他に好きなヤツ作って」

「どうかな?澪王より好きな人、できるのかな?」

「できっかもな」

「そしたらどうする?」

「この部屋に閉じこめて、泣いても出してやんねぇ」

「別にいいよ。澪王になら何されたって」



すぐキレるくせに。