『かなた……』 私はその子の名前を呼んだ。 私の手を強く握る。 『俺……絶対ゆいに会いに行くから!! ……ゆいが俺の事を忘れても!!』 泣きながら訴える。 『私、忘れないっ……!!皆、皆忘れないっ……!!』 私も手を握り返す。 『かなたが来るの、ずっと待ってるから!!』