「北岡さんは今から帰るの?」 「あ、うん」 鞄にプリントをつめている菊池くんが私に問いかける。 「…じゃあ一緒に帰る?」 「え?」 「あ、いや。女の子ひとりで帰すのもあれかなって思って…」 そしてみるみる菊池くんの顔が赤くなる。 「あー…ごめん、私幼なじみと帰るんだ。気遣いどうもありがとう」 せっかく言ってくれたのは嬉しかったけど、雄くんがいるしね。 「え…っあ、そっか!なんかごめん」 「いや、こっちこそ…」 なんかどんどん顔が赤くなっていく菊池くんをみると少し申し訳なさがでるけど。