今日持って帰る教科書類を鞄に入れていると、 なんだかシーンとしている教室。 …あれ? 不審になって、顔を上げれば。 わお、まじですか。 ついさっきまでまだクラスの人いたのにもういない。 なんだなんだ、結局最後の戸締まりは私かい。 支度が済んだところで息を吐きながらチャックを閉めていると ― ガラ… と、教室のドアが開く音がした。