帰りは田口先生に家まで送ってもらった。 「大崎さん、廉がいなくて寂しかったらいつでも保健室に来ていいからね」 「ありがとうございます」 それから3年生を送る卒業式まで私と先生はメールか電話でのやり取りで過ごした。