先生と理事長のお嬢さんの事で話しをしてから直ぐに、槇野先生の近くにいつもいたはずの理事長のお嬢さんと三年の先輩たちが見えなくなった。




その、代わり三年の先輩達が睨みをきかせていたため近寄れずにいた二年の先輩達が陣取っていた。



今までと、あまり状況は変らず、遠目にその光景を目にしてため息がでた。



「相変わらずマノさんはモテモテだね」


麻由が小声で話しかけて来た。