1日おきの補習は変らず、その後に家に送ってもらう状況も一ヶ月ほど続いている。 車を必ずある場所に止め槇野先生は私に触れてくる。 髪を撫でられ「美羽」と少し低めの声で呼ばれて軽く触れるだけのキスが唇に何度か落とされる。 この瞬間、私は先生の彼女だって実感できる。 学校の中での先生は私とは生徒と教師という立場を絶対崩さない。 でも……私は廊下ですれ違うとつい立ち止まって先生に見入ってしまう。 先生は私の事なんて、目に入っていないようにすれ違っていく。