話し声が聞こえてきた。 私が寝ているベッドはカーテンが引かれていて誰かは分からないけど男の人の声だから先生に違いない。 《廉、調子にのっていると痛い目に合うわよ》 《俺―…嫉妬してるんだ》 《……私達の仲だから――……いいわよ》 田口先生の恋人? 嫉妬、私達の仲? 私が寝てるから聞こえてないって思ってるのかな。 《天使がいたの?》 天使? 《えっ?…―さんって――…》 「ちょっと待ってよ彼女は具合が―…」 急にカーテンが開けられた。