やはり巫女様は人の扱いがうまい。 深く追及させない。 校舎の片づけに取り掛かったのを確認し 私のほうに向きなおった巫女様。 「覚えてくれていますか、ファル。」 「ソウイ様・・・。」 またこの時代でも再び貴女の笑みがみられるとは 思っても見なかった。 心底嬉しかった。 けれどできればみたくなかった。