_________神藤先生サイド 凛の心配そうな声や 弟の制止も聞かず俺は潮に近づいていく。 昔からそうなんだ。 人のために笑い、怒り、泣く。 たとえそれが自分の敵だとしても。 だから俺は君のことが好きになった。 君を苦しめる存在なのならば 俺は君の味方になることにした。 どんな方法でも 君が汚れないですむのなら 俺が傷ついても構わない。