「そこまで知れているのか。」 「今知ったという方が正しいけど。 この気吸ってれば、巫女ならわかるわ。」 三人が皆を安全なところに運んで戻ってきた。 「本田が、悪魔!?」 「嘘でしょ、そんな気感じなかった!」 「神藤、お前も堕ちたな。 悪魔だったこともあるくせに、 王の私の気も分からなくなるとは。 平和ボケか? 悪魔の裏切者めが。」 それを聞いた瞬間 私は頭に血が上った。