ー ある日のことだった・・・・・・ * * * お母さんに20代後半くらいの若い彼氏ができた。 彼氏の名は 山本 真人。 よくうちに来て、来るたびにあたしをよしよしっと撫でてくれる優しいお兄ちゃんの様な存在。 お母さんは『ソイツは人殺しよ、ほっといていいのよ。』という。 けれど真人くんは『いいの、いいの!』といってあたしを可愛がってくれた。