あれからお母さんは急変した。 ー「萌、あんたなんか見たくもないのよ!出ていきなさい。あんたなんか要らないわ!」 あたしを嫌った。 毎日あたしのことを『汚い、汚い』と嘲笑った。 あたしは悔しかった。 お母さんはお酒に埋もれた。 いつも飲んでは飲んでは愚痴をこぼす。 ー「萌、あんたなんか産まなきゃよかった。香山家の恥よ!」 酒に酔うと、愚痴の度はエスカレートしていった。 ついには「死ね」とまで言われる様になった・・・。