斎「!バカッ直接鍋に触るなっ」





杏「すっすみません!」




斎藤さんはあたしの手を掴むとそのまま腕まで水の中に入れた。


ヒンヤリ冷えた水があたしの頭も冷やしているようだ。




斎「………」


杏「……あ、あの」





声を掛けても斎藤さんは黙ったまま水を見つめている。





どうしよう…。


斎藤さんに迷惑をかけてしまった。