沖「…………」




なんだったんだろう…?



あたしの名前を知っていた。

この時代であたしを知っているのは新選組の中の人たちだけのはず。














隊「組長!」



振り返ると、そこには沖田さんと一緒に見回りに来ていた隊士さんたちがいた。


素早く倒れている浪士を捕らえると沖田さんと何か話し始めた。






あたしはただその光景を呆然と見ているしかできなかった。