杏「えっ」



突然、自分の名前を呼ばれた。

知るはずのないこの少年に。




なんで、あたしの名前を…?



神「それもいづれ分かることです」


杏・沖「⁉︎」



それでは、と言ってあたしたちが瞬きをした後にはもう少年の姿はなかった。





沖「き、消えた…⁉︎」



沖田さんが急いで店の外へ出るも、そこには騒ぎを聞き付けた野次馬しかいない。