とりあえず、誰かに聞いてみよう。 目に入った一軒のお店へと足を進める。 時代が感じられる、上品なお店だった。 杏「あの、すみません。人を捜しているんですけど…」 店「へぇ。なんどすか?」 ニコリと微笑まれて、ホッと胸を撫で下ろした。 よかった…優しそうな人だ。 杏「新選組の人たちを見ませんでしたか?」 店「し、新選組⁉」