紫陽花前線 ~新選組×平成女子~



翌日。



杏「うわ!うわぁあ」






3か月ぶりに出た外はまるで時代劇の中にいるようだった。

電柱もビルも車も無い。


だけど、活気が溢れていた。





沖「杏さん、騒ぎすぎですよー」

歓声を上げるあたしの隣で沖田さんはクスクス笑っていた。



一応、見廻り中だからあたしは大人しくしていないといけない。


だけど!



杏「わ!沖田さんっすごいですよアレ!」


はしゃがずにはいられない!