沖「指切りげんまんなんて、久しぶりにやりました」


杏「あたしもですっ」












“絶対にあなたを未来に帰す”


さっきの沖田さんの言葉が頭をよぎった。


少しさみしく感じるのは、なんでだろう…。





まだつながれている小指を見つめながら、あたしは自分の胸の中のモヤモヤに首を傾げていた。