ふっと目を細めて沖田さんは自分の小指を前に出した。 沖「約束、です」 沖田さん…。 こくりと頷いてあたしも自分の小指を出した。 きゅっと小指を絡めると不意に目が合った。 杏「………」 沖「………」 少しの沈黙が流れると、お互い照れくさくなってクスクスと笑い合った。