* いつもより少し足早に登校すると、既にひかりが席に座っていた。 俺とひかりが同じクラスになるのは、中学から約三年目だ。 偶然なのか、何かの縁なのかは知らないが嬉しいのは確実。 「瑞希!おはようっ」 「はよ」 笑顔で駆け寄ってくる彼女に、俺も笑顔で返す。 すると、ひかりは頬全体を赤く染めて俺を見上げた(ひかりは162cmの瑞希より背が低い)。