<数十分後>

「ねぇ、まだぁ??」

「あっ、ここここ」

「ここって……遊園地!?」

「そう!!俺、理由があって遊園地に行ったこと無かったんだよね〜」

そう言ってちょっと悲しそうに見える奏多。

気になったけどあんまり聞いちゃいけない気がして

「そっかぁ…じゃあ、今日は楽しもう」

と笑顔で言った。

「そうだな♪よし!早速ジェットコースターに乗ろう!!」

「おっ、いいねぇ。いこいこ」