それから奏多が調子が良いときだけいろんな場所に行った。

写真もたくさん撮ってアルバムにしていた。



そしてついに余命宣告も1ヶ月を過ぎたころ。

今日も私は、奏多の病院に通っている。

最近奏多の調子があまり良くない。

「こんにちは。」

「おっ、愛」

でも今日は、久しぶりに奏多が元気そうだった。