「そんなの嫌だよ。私奏多じゃなきゃ幸せになれない」 「俺だって本当は、最初からお前が好きだった。でも俺じゃ守ってやれねーんだよ!!」 「そんなことない。守ってもらわなくても大丈夫。だからお願い、奏多の残ってる時間私にちょうだい!!」 「………本当に俺でいいのか!?迷惑ばかりでいい思い出できないぞ!!」 「いいもん。私が作って奏多を幸せにしてあげる」