「義理の父から解放された 伊月を、あたしは迎えに行った。 伊月の手紙の内容も忘れてさ。 あいつはお互い違う道に 進むことを選んでたんだ。 迎えに行ったあたしに、 伊月は言った…。」 太一の手に力がこもる。 「『俺は、心から愛する 奴を見つけたよ。 彼女は、どんな手を 使ってでも手に入れてみせる。 美雨。悪いけど、 俺は君の元へは戻らないよ。』」