読みおえた時、 美雨さんは静かに 泣いていた。 あたしの手には、 確かにイツキさんの字で 書かれた手紙が握られてる。 「…その後、太一が 物心つく前に、元夫… 甘夏 和也と結婚した…。 きっと、伊月の 目指してた医者と 結婚することで、 伊月を側で感じようと したのかもしれない。 でも、それは逆効果だった…」