「はいっ…」 あたしがスニーカーに足を通してると、差し出された先輩の右手。 先輩はもう先に靴を履いて玄関で待っていた。 あたしの前に立って、優しい目であたしに微笑みかける。 -ドキッ え? 何今の… 「ほらっ♪ま-き-のっ!」 「あぁぁっ!!はい…」 って何手ぇ繋いでんのよ、あたし--!! ほら、またこの空気…。 もう何であたしこんなに先輩に振り回されてんだろ…。