あっという間に1日が終わり、時計は5時30分を指している。

今は、寮に着いたところ。学校の近くに寮自体はあるから、そんなに遠くはないんだけど、部屋が多くて迷っていたら、零さんに助けてもらった。

なぜか、零さんまで部屋に入ってきた。

「おかえりなさーい!もう遅いよー。待ってたよ。美桜ちゃん!」

…なんで、みんないるの?

「いやー。僕たちで話し合った結果、美桜ちゃんと色々お話ししよっ!って事になってね♡」

私が聞く前に答えてくれたわ。