ローゼさんがドアを開けると、そこにはライトグレーの軍服を着た男性が1人立っていた。
「あら、ハウスドルフさん。
どうなさったの?」
「ローゼ、大変だ。
姫がクリステラクトに連れ去られた」
「何ですって?!
モーリッツたちが攻めて来たの?」
「いや……
攻めて来たと言うより、最初から姫を連れ去る事だけが目的だったらしい。
まるで姫の正確な居所を知っていたかのように、姫のお部屋に窓から侵入して、あっという間に引き上げて行った。
王と王妃は無事だ」
「まぁ……」
「あら、ハウスドルフさん。
どうなさったの?」
「ローゼ、大変だ。
姫がクリステラクトに連れ去られた」
「何ですって?!
モーリッツたちが攻めて来たの?」
「いや……
攻めて来たと言うより、最初から姫を連れ去る事だけが目的だったらしい。
まるで姫の正確な居所を知っていたかのように、姫のお部屋に窓から侵入して、あっという間に引き上げて行った。
王と王妃は無事だ」
「まぁ……」


