クリステラクト城を出た途端、透明な大地に弾けた午後の陽光が瞳を刺した。
手をかざして見上げた青空を、白い縞が真っ直ぐに横切っている。
何度見ても不思議な、異世界の風景。
私とハウスドルフさんは、来た時と同じ2人乗りの装甲車両でクリステラクトをあとにした。
ディアマントを持ち帰るグループが、それに続く。
私もハウスドルフさんも、終始無言であった。
バルダクタル王家のウェディングドレスを着てハウスドルフさんと密室の車内に2人きりというのは、なかなか微妙な状況ではあったが
そんな事さえどうでもいい程、私も彼も疲れきっていた。
手をかざして見上げた青空を、白い縞が真っ直ぐに横切っている。
何度見ても不思議な、異世界の風景。
私とハウスドルフさんは、来た時と同じ2人乗りの装甲車両でクリステラクトをあとにした。
ディアマントを持ち帰るグループが、それに続く。
私もハウスドルフさんも、終始無言であった。
バルダクタル王家のウェディングドレスを着てハウスドルフさんと密室の車内に2人きりというのは、なかなか微妙な状況ではあったが
そんな事さえどうでもいい程、私も彼も疲れきっていた。


