私は立ち上がり、向かいのベンチに足を進める。 「え、あんりどこいくの?」 ガシッ。 と翠に腕を捕まれて我にかえる。 「あっ、ゴメン。」 「もうあんり。しっかりしてよ!」 「うん。本当ゴメン。」 「さっきからボーとしすぎ。大丈夫?」 「大丈夫、大丈夫!」 「ホントに?」 「ホントーに!」 「んーー、ならいいけど。」 「ヤバ、もう時間ない。」 わー、ホントだ。 早く食べないと午後の授業がはじまるぅ。