その日家に帰って凌斗さんに驚かれ、月曜日には生徒に驚かれ、なかなか面白かった。


バッサリ切っちゃったからなー。

でもいいんだ別に!
みんなも似合ってるって言ってくれるし!


そして月曜日の放課後。



「ひぐち君。先生ちょっとお話があるんだけど」


「なになにー?」


「ダブルチリソース」


「あ、え、センセー本当に頼んじゃったの?」


「頼んだわ!信じたわ!」


「あー、美味しかったでしょ?」


「味もわからない位辛かったです。舌に与えていいレベルの辛味じゃなかったあれは」


「ごめんなさいー!本当に頼むと思わなかったんだもん!メニューに辛さレベルとか書いてあったでしょ?!」


「見てないわそんなもの!おかげで一緒にいたお姉さんに笑われたじゃん!学校でもそんな感じなのね フッ みたいな感じで!」



「センセー、普段もこんな感じなんだな。いや、そうだろうとは思ってたけど。あ、その髪型似合ってるね、スッキリ可愛い。」


「じゃあじゃあ、これあげる!お詫びの印!チョコ!センセー短いの可愛い!」


「…チョコ……し、仕方ない、許そう。あ、あと教師に可愛いとか、言わないの!」



「「(あ、簡単だこの人…)」」



END