居候天使


「…ま、仕方ないわね。結局はこういうことになるのね。」

影は降参と言わんばかりに手を挙げ、ふぅとため息をついた。
明るい調子に言ったが、心境が態度に出ないように誤魔化しているようにも見えた。



「……仕方ない、な。」


レオは目を伏せそう呟いた。




「私のこと、恨んでるでしょ…?なら、今度は手加減しないでよ。」

影は弱々しく笑って言った。




レオは何も言わなかった。

ただ、何かを決意したようにギュッと拳に力を入れたのが見えた。