灯油…? こいつ…、燃やす気……⁉ 背筋に悪寒が走る。 「あはははは!ビビりました⁉」 恐怖で引きつる私の顔を見て、嬉しそうに影が笑った。 「大丈夫ですよ、今は殺しませんから♡」 まだ笑いを噛み締めながら影は言った。 今は…?一体どういうこと…? 女神の生まれ変わりである私を殺すのが目的じゃないなら、何で影は私を拉致したの? 「あなたの目的は何?」 「彼を待ってるんです。」 影は遠くを見つめながら言った。