2ndアルバム〜あの日の鼻歌〜

「ん。まーな」




先輩は心なしか嬉しそうに返事をする。


先輩の性格からして入賞したからというわけではないのが明らか。






「よかったですね。
表彰式でカヤさんに会えるんでしょ?」

「………」



一瞬、微かに耳が跳ねた。

すぐに先輩は眉間にしわを寄せる。



そっぽを向いた先では顔を赤くしているのだろう。







私が笑うと、予想通り少し顔を赤くして恨みがましくこちらを睨んできた。




笑みを崩さず、胸の内で想う。














"罪な男には当然の罰ですよ"



















ただのエゴだけど、
このくらい、

許して欲しい。



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