「おっ来た来た」
部室に入ると、聞き慣れた声がする。
先客は三人。
部員ではない。
声をあげた張本人、廻先輩。
廻先輩の幼なじみの京介先輩。
京介先輩の彼女の香奈子先輩。
三人ともいつも私がここにお昼を食べにくることを知ってるから、雨の日は決まって文芸部の部室に来る。
あまり人のいるところで食事をしない二人が、京介先輩の彼女である香奈子先輩はともかくもただの後輩である私を受け入れてくれてるという事が嬉しくて、私も注意をしたりはしない。
私が椅子に座るのを待たずに、香奈子先輩が声をあげる。
「ねーきざっち聞いてーっ!
きょんひどいんだよー!?」
とうの京介先輩は意に介した様子もなくお弁当を食べている。
多分今日の物も香奈子先輩の手作り弁当だろう。
「俺はあれだけ勉強見てやったのに赤点引っ提げてきたお前の頭の方がよっぽどひどいと思う。
あと料理の腕」
「味濃すぎ」と付け足しながらもぱくぱく食べ続ける。
「ひーどーいーでーしょー?」
泣き付くように私の隣を陣取り京介先輩を睨み付ける。
私はつい苦笑した。
部室に入ると、聞き慣れた声がする。
先客は三人。
部員ではない。
声をあげた張本人、廻先輩。
廻先輩の幼なじみの京介先輩。
京介先輩の彼女の香奈子先輩。
三人ともいつも私がここにお昼を食べにくることを知ってるから、雨の日は決まって文芸部の部室に来る。
あまり人のいるところで食事をしない二人が、京介先輩の彼女である香奈子先輩はともかくもただの後輩である私を受け入れてくれてるという事が嬉しくて、私も注意をしたりはしない。
私が椅子に座るのを待たずに、香奈子先輩が声をあげる。
「ねーきざっち聞いてーっ!
きょんひどいんだよー!?」
とうの京介先輩は意に介した様子もなくお弁当を食べている。
多分今日の物も香奈子先輩の手作り弁当だろう。
「俺はあれだけ勉強見てやったのに赤点引っ提げてきたお前の頭の方がよっぽどひどいと思う。
あと料理の腕」
「味濃すぎ」と付け足しながらもぱくぱく食べ続ける。
「ひーどーいーでーしょー?」
泣き付くように私の隣を陣取り京介先輩を睨み付ける。
私はつい苦笑した。



